三渓園 その3 歴史的建造物の数々 | 築紡|根來宏典

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2012年5月11日(金)

三渓園 その3 歴史的建造物の数々


三渓園は、原三渓が造りあげた日本庭園で、
京都や鎌倉から集められた17棟の歴史的建造物が配されております。

見どころを挙げだすとキリがないので、その一部をご紹介。
上の写真は、白川郷から移築した『旧矢箆原家住宅』。
三渓園の中で唯一、ふだん内部を見学できる建物です。
合掌造りの小屋裏もマ近で見ることができます。

続いて、臨春閣の手前にある『御門』。京都の西芳寺からの移築です。
片方の柱を内側に寄せて、屋根の持ち出しを強調している美しい骨組みだと思います。

こちらは、豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための『旧天瑞寺寿塔覆堂』の足元周り。
柱を受ける石造の礎盤や、扉の木製ヒンジが美しい。
11月23日〜12月9日に公開されるようです。

こちらは、三畳台目の茶室『春草廬』。11月23日〜12月9日に公開されるようです。

上の写真は、三渓が隠居所として建てた数寄屋風建築『白雲邸』。
8月11日〜16日に公開されるようです。

根來宏典