向かったのは、笠間、益子、小山。総勢28人で。貸切バスにて。
5回に分けて、紹介します。
まず初めに訪れたのは、笠間にある『春風萬里荘』。
江戸時代初期の茅葺き入母屋屋根の民家で、
昭和初めに北大路魯山人が北鎌倉に移築し、住居としていたもの。
それをさらに移築したものです。
居間の様子。
洋間の様子。床はケヤキで出来た「木レンガ」
浴室の様子。
ゆったりとした広さで、壁面の腰下には魯山人自作の陶板が貼られています。
茶室『夢境庵』の様子。裏千家の名茶室『又隠』を手本に、魯山人が設計したもの。
三畳控えの間、四畳半本勝手、洞庫口水屋からなる。
中門、四つ目垣、灯篭、延段、飛石、沓脱石で構成された茶庭も美しかった。
龍安寺を模してつくられたという枯山水による石庭が素晴らしの(はず)ですが、
屋根の茅の葺き替えのため見れなかったのは、残念でした。
当日はあいにくの雨模様。
ただこのような日本建築は、少し雨の方が美しく見え、ある意味ラッキーでした。