古建築 その2 恵林寺 | 築紡|根來宏典

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2012年2月9日(木)

古建築 その2 恵林寺


続いて訪れたのは、『恵林寺(えりんじ)』です。
まず目にするのは、国の重要文化財『四脚門(赤門)』。

次に、県の文化財『三門』。

これらの門を潜ると『開山堂』。
明治38年に焼失し、再建、築100年と比較的新しい建物です。

素晴らしいのは、国の指定名勝『恵林寺庭園』。
夢窓国師による築庭で、670年余りの時を経た池泉回遊式庭園です。

夢窓国師(1275〜1351)は、後に京都の西芳寺(苔寺)や天竜寺、
鎌倉の瑞泉寺の庭なども手掛けた作庭家です。

散策小路を垣間見る。突き進みます。

小川が流れ、苔とセキショウ(石菖)と石橋に気品が漂う。美しい!
ちなみにセキショウは、渓流などの石の近くに生える菖蒲という意味。

根來宏典