芦野石の勉強で採掘場に行った時のお土産です。芦野石採掘場のお話は、コチラ≫
加工場に行くと、さまざまな石の切れ端が転がっています。
家型で可愛いなと思い、思わず手に取った切れ端です。
これは、どんな使われ方をした切れ端なのだろう??
「逆さにして、天井のルーバーにすると光の落ち方が綺麗だな」とか
「横にして、玄関の上框にすると品があって、肌触りも良いだろうな」とか
イメージを膨らませて眺めていたら、職人さんが持って行って良いよって。
やりました!!ゲットです。
見学会に同行いただいた栃木の石を愛する植松さんに、
この切れ端は何故こんな形をしているのか聞いてみると、
「それは川口さんが設計した田園調布の住宅で使った切れ端」だと。
川口さんって、我々『家づくり学校』の副校長の・・・。
後ほど、川口さんにこの切れ端を見せてみると、「あっ、それっ」って。
もちろん切れ端を見ただけで、すぐ分かった模様で満面の笑み。
どんな使い方をしたのって聞くと、床と天井の見切りだとか。
なるほど!!言葉では表現できませんが、さすが素材の特性を活かしたディテールの技。
ともあれ、今は私の事務所に飾られています。