昨日は、前橋市で工事中の『赤城山を望む家』の検査機関による完了検査。
指摘事項はなく、無事完了!
「検査とは関係ないんですが、ちょっとお風呂を見せて下さい」
「検査とは関係ないんですが、ちょっと屋上も見せて下さい」
「検査とは関係ないんですが、収納はどんな感じですか」
「検査とは関係ないんですが、この素材は何ですか」
「検査とは関係ないんですが、素晴らしい景観ですね」
「検査とは関係ないんですが、どんな外構になるんですか。楽しみですね」
「検査とは関係ないんですが・・・」ただただ素晴らしいという言葉の連続。
沢山のお褒めのお言葉、ありがとうございます。
ホームエレベーターの検査もキチンと行って頂きました。
確認申請、、中間検査、完了検査は役所にお願いすることが多いのですが、
今回は民間期間のERIさんにお願いしました。
融資を受けるのに、今回は『フラット35S(20年金利引下げタイプ)』を利用しています。
こちらのサービスは、住宅金融支援機構が提供しているのですが、
その適合証明業務はERIなどの民間機関が行います。
また『住宅瑕疵担保履行法』による責任保険に加入しなければならないのですが、
そちらの申込・取次ぎ窓口もERIさんで行えます。
つまり、『建築基準法』、『フラット35適合証明業務』、『瑕疵担保』の3つの申請、審査を
ワンストップで受けることが出来るのです。
フラット35S(20年金利引下げタイプ)では、
『耐震性』、『耐久性・可変性』、『バリアフリー性』、『省エネルギー性』の4つのうち、
いずれかの一つ以上の基準を満たす住宅であることが条件です。
こちらの住宅では耐震性を選びました。つまり『耐震等級3』の住宅です。
耐震等級3は、「建築基準法」の1.5倍の建物強さ。
「数百年に一度程度発生する地震力の1.50倍の力に対して倒壊・崩壊しない程度」です。
世間では、この耐震等級についての知識に混乱が生じているようです。
耐震等級3は、防災拠点となる消防署や警察署に必要な基準です。
耐震等級2は、病院、集会所、学校など。
耐震等級1は、宿舎、共同住宅など。
備えあれば、憂いなしですが、
決して、耐震等級1が最低基準、安普請という訳ではないことを理解下さい。