トウモロコシ畑の家 その2 縁側 | 築紡|根來宏典

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2011年3月3日(木)

トウモロコシ畑の家 その2 縁側


南側全面に設けた長い縁側。

縁側は地面から切り離され、浮いています。
このことにより、軽やかな印象のデザインとしました。
また、軒を深くすることにより、日差しのコントロールとともに
ウッドデッキの耐久性を高めています。

木造住宅でも基礎は鉄筋コンクリート(RC)造で作られます。
そのRC造の特性を活かした片持ちスラブによる縁側です。
この手法は、デザイン的なメリットのみならず、
土工事や残土処分を減らすことによるコストの削減や、
スラブ下からの湿気を遮断することによるウッドデッキの耐久性の向上にも繋がっています。

根來宏典