赤城山を望む家 デッキテラス | 築紡|根來宏典

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2011年2月25日(金)

赤城山を望む家 デッキテラス


前橋市で工事中の『赤城山を望む家』の2階テラスへウッドデッキを敷き込む様子です。
こちらの敷地は、川沿いに面する高台。風が強く、冷たく、本当に寒い。
作業されている職人さんには、感謝、感謝です。
今回の材料は『セランガンバツ』。この材料は、とにかく耐久性が良い。
しかも防腐処理などの塗装要らずで使えるので、将来的に塗装塗替えの必要はありません。
肌触り、見た目は、肌理が細かく、美しい。
重硬で、強度が高い分、加工性には難があります。
セランガンバツの『バツ』とは、『石』という意味だそうです。
主要産地は、マレーシア、インドネシアです。
素材を選択するのに、何が良い、何が正しいというのはありません。
デッキ材を選択するにも、私の場合も色々使ってます。
今回紹介した『セランガンバツ』の他には、
『杉や松の足場板+保護塗料』、『レッドシダー+保護塗料』、『クリやヒバ+保護塗料』、
『窒素加熱処理天然杉材』、『イペやジャラ』などなど。
これらは、建主さんの好みや予算、内部床材との関係で取捨選択していきます。
ただ、樹脂性の物などはメンテナンスフリーとは言え、
好きではないので使ったことはありません。
あくまで、自然の木材に拘って。もちろん、メンテナンスは必要です。
根來宏典