赤城山を望む家 天井煤竹 | 築紡|根來宏典

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2010年12月10日(金)

赤城山を望む家 天井煤竹


前橋市で工事中の住宅『赤城山を望む家』のLDKの天井仕上げは、煤竹です。
その煤竹貼りが始まりました!美しい!
一本の長さは、約5.4m。
もちろん、そんな長い竹は無いので、サヤ管状に繫いでます。
節の所でジョイントしているので、全く繋目は分らない。
竹は自然の物なので、決して真直ぐではありません。
天井に貼る際に、矯正しながら、ラインを出して、
しっかりしたステンレスビスで丁寧に貼っていきます。
ただ、どうしても隙間から下地材が見えてしまうので、下地材にも塗装しております。
施工屋さんからは、ステンレスビスの頭が気になるようなら、一本、一本塗りましょうかって???
一体何本になるんですか?何千本ですよ!!!
逆に着色すると安っぽくなるので、そのまま行きましょう!と言ってきました。
通常は押縁を付けて、繋目やビスを隠すのですが・・・。私の拘りです。
30帖のLDK天井+15帖のテラス軒天に貼る訳ですから、それはそれは大変な作業。
出来映えも、それはそれは大変美しいはず!
根來宏典