京都庭園視察 その2 大徳寺 | 築紡|根來宏典

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2010年12月1日(水)

京都庭園視察 その2 大徳寺


続いて向かったのは、大徳寺の塔頭『大仙院』。
もちろん目的は、『枯山水』。
こちらの庭園は、残念ながら撮影禁止なので、写真なし。
下記説明で、イメージを膨らませてみて下さい。
蓬莱山があり、そこから滝が流れ落ち、石橋をくぐり、堰を落ちて、大河となる。
さらには、石船が浮かび、亀が泳ぐ風景も。
一連の水の一生を描いた物語を、白砂と石で表現された庭園。
こんな大きな世界は、庭作りで真似できるものでがありませんが、参考にしたいもの。
上の写真は、大仙院の前庭。
ちょうど、苔に水を撒いているところ。一日3回の水撒きだそうです。
聞くとことによると、今年の夏は暑くて、苔の手入れは大変だったとか。
下の写真は、血管のように浮き出た樹木の根っこ。
根の廻りは、本来なら苔で覆われているのでしょうが・・・。
それにしても、生命力感じる見事な根っこです。

根來宏典