根來宏典建築研究所

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2010年5月20日(木)

大谷石・深岩石 その4 大谷石の建築群


その次に訪れたのは、宇都宮市徳次郎町にある西根地区。
西根地区は、20戸程の民家が集まる農村集落です。
上の写真に写っている道は、旧日光街道だそうです。
その両サイドの見事な大谷石の建築群が残っておりました。
石造りの建物は、蔵や納屋に多く見られますが、こちらでは母屋にも使われております。
文化財級の建築が、あちらこちらに。
外壁、門塀のみならず、屋根の石瓦、小庇、装飾なども、みんな大谷石です。

こちらは徳次郎石(とくじらいし)で出来た蔵。

徳次郎石は、大谷石の一種で、簡単に言えば、大谷石の高級バージョンです
その単価は、2倍もするそうです。
普通の大谷石に比べ、きめが細かく、見映えが良い。
変色、劣化が少なく、現在も美しい外観のまま残っております。
ちなみに徳次郎石は、埋蔵量が少なく、現在採掘されていないため手に入りません。
根來宏典