根來宏典建築研究所

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2010年4月14日(水)

角の浮いた白い家 その3 北西の外観


北西の外観には、窓が一つもありません。
これは北国ならではの「冬の冷たい季節風」から、家を守るための計画でもあります。
外壁は、ホワイトメタリックの白いガルバリウム鋼板で、
目の細かいエッジの効いたシャープなものを採用しております。
2層分の継目なしとしているので、結構な迫力です。
外観に窓が無いからと言って、暗くて風通しの悪い家という訳ではありません。
はじめに申したように、今回の計画では、秋田県においては珍しい中庭のある家です。
内部に入ると、プライバシーを確保しつつも、採光・通風は抜群の計画となっております。
建主さんは、当初より「中庭のある家」を望んでおられましたが、
希望を満たしてくれるメーカーが見つからない。
雪の関係で、秋田で「中庭」はありえないという固定観念があるようです。
無いに越したことは無いかもしれませんが、欲しいんです。
雪に対する考え方次第で、雪国での中庭は充分可能だと思います。
もちろん建主さんの理解が必要ですが。
ともあれ、冬の曇天でも照明が必要ないほど自然光溢れる生活空間となっており、
明るく広がりを感じられるように空間をデザインしました。
内部の様子は、次回からUPいたします。お楽しみに!
根來宏典