『角の浮いた白い家』の南側の外観です。
三面が道路に接した南向きの角地で、その内の西面・北面は1.2m程の段差がある敷地です。
この段差は土留め工事をせず法面で解消し、芝生敷きとして設計しております。
(上の写真では土の状態ですが、冬時期は芝貼りに向かないため、季節良い時期に植えます)
建物は、この法面に張り出すような形で建っております。
これは北西角部の支持地盤の確保が目的で、残土処分を減らすことにも繋がります。
また雪対策としても有効で、
その結果、建物がすこし浮いた感じのデザインになりました。
根來宏典
2010年4月13日(火)