水庭の家 その7 建主さんからの手紙 | 築紡|根來宏典

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2009年9月4日(金)

水庭の家 その7 建主さんからの手紙

今日は、建主さんから戴いた手紙の一部を紹介します。

 

(前略)我が家も少しづつ、我が家らしく、こなれて来た感じがします。もちろん、汚れたり、傷ついたりはしていますが、それすらも愛しい我が家です。ただただ、何もせずゆっくり床に転がって、雲を眺めているだけでも、それがとっても幸せだし、美味しいコーヒーを黙って啜っていても、心がしっとりと落ち着くし、とても不思議な魅力のある家です。毎日毎日が楽しく過ぎて行きます。

 

(中略)他の方がどういう風に感じて下さるかは、それぞれですが、この家は世界一の家です。間違いなく。不便もありませんし、何よりも飽きることがない。ただ、ボーとしているだけでも楽しいから、家族はすっかりで出不精で、家が何より大好きで安らげます。時間がこの家はゆったりと流れていて、客人も穏やかに時が過ぎていくようです。皆さん「気付いたら、もう、こんな時間になっていたんだ〜!?」と、名残惜しそうに帰って行かれます。居心地が良いと感じてもらえるのは、本望ですね。(後略)

 

上の写真から、そんな生活を想像していただければ幸いです。