玄関 @中国黄土の家 その4 | 築紡|根來宏典

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2009年7月24日(金)

玄関 @中国黄土の家 その4

玄関です。

 

右側の下足入れは、高さを低く抑えて圧迫感を無くしました。
足元には間接照明を仕込み、浮いているような広がりのある空間を演出。

 

三和土(タタキ)は、モルタルに墨を混ぜて黒くし、目地を付けました。
和の演出で、黒い陶板のようにも見え、とても趣きある仕上げとなっております。
左官職人の腕にも左右される仕上げなので、職人さんには感謝、感謝です。

 

一階には、母のためのキッチン、バスなど全て整えており、

玄関のみを共有した二世帯住宅です。

 

玄関と母の居住スペースを仕切る建具は、ワーロンの太鼓張りです。
ワーロンとは、天然の和紙を樹脂で両面ラミネートした耐久性に優れた和風素材。
照明を付けると、行燈のように光り、とっても雰囲気の良い玄関となりました。