右側の下足入れは、高さを低く抑えて圧迫感を無くしました。
足元には間接照明を仕込み、浮いているような広がりのある空間を演出。
三和土(タタキ)は、モルタルに墨を混ぜて黒くし、目地を付けました。
和の演出で、黒い陶板のようにも見え、とても趣きある仕上げとなっております。
左官職人の腕にも左右される仕上げなので、職人さんには感謝、感謝です。
一階には、母のためのキッチン、バスなど全て整えており、
玄関のみを共有した二世帯住宅です。
玄関と母の居住スペースを仕切る建具は、ワーロンの太鼓張りです。
ワーロンとは、天然の和紙を樹脂で両面ラミネートした耐久性に優れた和風素材。
照明を付けると、行燈のように光り、とっても雰囲気の良い玄関となりました。