暮らしに馴染んできました@練馬の住宅 | 築紡|根來宏典

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2017年5月12日(金)

暮らしに馴染んできました@練馬の住宅


焼杉と墨入りモルタルと陶器、そして多肉植物。練馬の住宅です。

お引き渡しをして一年、諸々の設えが暮らしに馴染んできました。
訪れると、大きな変化、小さな変化、気づくことが多々あります。

上の写真は、外廻り。外壁は焼杉、アプローチ土間は墨入りモルタル。
数センチのスリットを切って、その隙間に砂利を敷いています。
目的は、モルタルのクラック防止や、水はけといった機能的なこともあるのですが、
床と壁、建物と外構を分節するという意匠的なこともあります。

そこに何故か?小さな陶器が飾られています。落ちているわけではないと思います。
その辺りに雑草が生えてきたのか?と思い、近づいて見ると、小さな小さな多肉植物。
その設えに品を感じます。多肉植物の地植えは、初めて見ました。新鮮です。

焼杉と墨入りモルタルと縦格子、そして多肉植物。
小さくて気づかず、見過ごしてしまいそうなアイデアが散りばめられています。

根來宏典建築研究所