嬉し恥ずかし | 築紡|根來宏典

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2019年10月28日(月)

嬉し恥ずかし

先日、建築家仲間の萱沼さんの事務所にお邪魔してきました。

 

K大学3年生のUさんと知り合いなのですが「私の同級生にネゴロさんの設計した家で育った友達がいるんですよ」と。。。えっ!誰、、、「Kくん」。萱沼さんは、その大学OBであり、非常勤講師もしており、そんな話をしたら、交流会を開いてくれました。ただ飲むだけではツマラナイので「近作をプロジェクターで見せて欲しい」との話を頂いたのですが、それよりも3年生だと進路、就職、将来に関することの方が彼らの役に立つだろうと思い、学生時代、修業時代、博士課程時代、独立時代、その時々に考えていたこと、それらを経て近年思うこと、、、100枚近いパワーポイントを用意してお話させて頂きました。一方的に話すのではなく、お酒も入った会話形式だったのですが、しっかりとした考えを持った学生たちで、目的意識を持って学び、将来のヴィジョンが描けており、コミュニケーション力も高いことに感心しました。

 

福島県いわき市にて、11年前にお引き渡しした住宅。当時は小学生だった子が今や大学3年生。建築を学んでいます。大学の同級生を実家に連れていったりもしているそうです。Kくんは中庭がお気に入りで、ハンモックに寝ころびながら星空を眺める時間が好きなのだそう。家が出来てから、家族にまとまりが出来たとも言います。そんな話を聞いていると、嬉しいような、恥ずかしいような、、、会話が弾み、あっという間に終電の時間になってしまいました。