根來宏典建築研究所

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2019年7月30日(火)

大津壁

『紀州の家』左官現場に立ち会い。近くには紀ノ川が流れ、その上流、奈良との県境にある橋本市の菖蒲谷で採れた土。自然の土の色。土にスサ(ここでは白楮)と少量の石灰を混ぜた「大津壁」とうい技法。鏝で何度も抑えた緻密な肌の土壁。高度な技術が必要で、施工できる職人は限られている貴重な仕上げ。あまりに美しい土なので磨き込み過ぎず、その風合いを残した表情で止めました。時間が経つと水分が飛んで、落ち着きのある上品な色合いになります。左官は原慶介さん。壁を塗りつつ、尺角パネルにサンプルを作てくれました。サンプルを前に見せてもらった時、これ欲しいと言ったのを覚えてくれていたようで、その時はNGだったのですが、今回は持ち帰り用にプレゼントしてくれました。大切にします!以前のお話は、コチラ≫

 

外構の板塀も完了。板材は国産杉。炭化処理で耐久性を高め、埋もれ木(神代)のような質感。着色ではない自然の色。180×30mmもある幅広厚板を使っているので、見応えある板塀になっているかと思います。オープンハウスのお知らせは、コチラ≫