根來宏典建築研究所

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2019年7月9日(火)

空き家・施設を考える@いすみ市(前編)

「創造系いすみ」さんに、近年、移住先としても注目を集めている千葉県いすみ市を案内して頂きました。東京駅から電車で70分、まずは大原駅で待ち合わせ。いすみ市は、旧大原町、旧岬町、旧夷隅町の3町が合併してできた市。大原と岬は海に面しており、漁港で行われる朝市なども魅力の街です。我々が向かうのは、内陸の旧夷隅町。「いすみ鉄道」に乗り継ぎます。のどかな風景に心を癒されつつ、ローカル路線の旅を楽しみます。前編では創造系いすみが進めているプロジェクトを紹介します。

 

降り立ったのは国吉駅。その駅舎に併設している「商工会旧夷隅庁舎」を見学。旧夷隅町の中心エリアなのですが、現在は空き家状態。今年年始には売店も閉店してしまいました。商工会にて市外からの起業誘致のためのインキュベーション(事業の創出や創業を支援する活動)施設としての活用を進めているのだそうです。

 

 

空き家状態になっている「旧郵便局」も見学。利活用を検討中だそうです。昭和15年に建築された寺院「天徳院」も見学。檀家が一軒もいなくなり、空き家状態に。現在こちらは経営合宿やコワーキングスペースとして使われておりますが、所有者さんによる積極的活用の意向により、民間会社がグランピング事業を検討しているそうです。最後は大原駅に戻って「いすみラーニングセンター」を見学。千葉大学×いすみ市の地域活動拠点。明治44年に建築された酒屋さんの蔵のリノベーション。新たな人の交流を生み出す場。ワークショップや打合せ、DIYの作業場として活用できるそうです。空き家の現状、そのチャレンジングな利活用の話に耳を傾けてまいりました。

 

この日は、三星さんご夫婦が事業展開されている「星空シリーズ」も見学してきました。そちらは、後編で紹介させていただきます。