根來宏典建築研究所

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2019年5月23日(木)

簡単には会得できない世界

第11期家づくり学校1年生(4年制)の授業が始まりました。第1回目のテーマは『住宅設計とは』。なかなか難しいお題なのですが、家づくり学校で学ぶための心得的な位置づけであったように思います。講師は、泉幸甫校長、石黒隆康先生、根來の3人。そのトップバッターということで、緊張感ある中でお話しさせて頂きました。

 

私の方からは、町場と野丁場との関係を手掛かりに、受講生自身が置かれている環境、向かっている社会、目指したい住宅設計者とは?について考えるキッカケを提示させていただいたつもりです。石黒先生からは、住宅設計の受注から引き渡し後へと至るプロセスを、建主や作り手との関係から具体的なお話を戴きました。泉校長からは、住宅設計者が陥りがちな思想や体験談など、経験豊富なお話を戴きました。授業の様子は、小野育代主任が公式ブログにてレポートしてくれています。コチラ≫

 

そのレポートの中で注視したいのが「我々が目指したい設計は簡単には会得できませんが」というところ。家づくり学校の理念は、一つの答えを教示する場ではありません。社会の変化や多様な価値観の中で、個人個人の独自性を磨き、住宅設計者として自ら生きる力を身に付ける場だと思っています。それは簡単なことではありませんし、自身の経験の中で培っていくものでもありますね。安易に習得したものは、その場では役に立っても、長続きしないものと思います。如何にして信念を持って、生き続けられるか、、、私もいつ脱落するやら分かりませんが。。。共に学びたいと思っています。