建築の自律性を考える | 築紡|根來宏典

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2019年5月13日(月)

建築の自律性を考える

第11期家づくり学校が始まりました。本校のカリキュラムは、1年生は座学、2年生は素材や技術の探訪、3年生は幅広い知見を広げる演習、4年生はスタジオ制となっております。また各種見学会や旅行、体験的に構造を学ぶ特別構造ゼミ(講師:山辺豊彦)等も設けております。こちらは5月11日(土)市ヶ谷にある家づくりギャラリーで行われた4年生ガイダンスの様子。泉幸甫スタジオ、川口通正スタジオ、高野保光スタジオが設けられ、課題出題は古川泰司になります。ガイダンスというと、さらりとしたイメージですが、とっても深か~いお話が展開。コンセプト、プラグラム、ダイアグラム、コンテクスト、、、これらが混同されているケースが多くみられますね。設計とはクライアントや社会の要求に応えることが最優先かもしれませんが、それだけでは資本や大きな波に飲み込まれてしまいます。建築が消耗品のように扱われるのは、その結果のようにも感じます。そんな中で「建築の自律性」をいかに構築することができるか?それが今年の課題の大きなテーマのように思いました。

 

新入生となる1年生の授業は、5月19日(日)から始まります。応募は締め切り、目標人数にも達していますが、

キャパのある教室(工学院大学・新宿キャンパス)を借りているので、まだ受け入れしてくれると思います。興味ある方は、コチラ≫