根來宏典建築研究所

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2018年12月13日(木)

木の魅力を惹き出すフローリング

『紀州の家』フローリングの素材は、品質の高いヨーロッパ産「ホワイトオーク」。

 

オークといえば、古くからウイスキーやワインの樽、高級家具に使われる素材。

日本でいうと「ナラ」や「どんぐりの木」。欧州ナラとも呼ばれ、日本のナラに近いので、和モダンなテイストとも相性が良い。その特徴は重厚、強靭、耐久性が高い、木目の荒さ。こちらの写真は、その特徴をより惹き出すべくお試しサンプルの数々。

 

LDK、洋室、廊下には、厚み19mmの無垢で、180mmの幅広材。

一般的には節無しが好まれるかもしれませんが、あえて節有りを使います。

180mm幅の節無しを揃えるのは大変ということもあるのですが、

節があった方が自然ですし、ワイルドかつアンティークな風合いで個性的。

 

 

和室廻りの縁甲板も素材感を揃えるため同じオークを採用。ナグリ仕上げで、厚み18mmの無垢、幅150mm。

ナグリとは、表面を刃物ですくい取るように削り、凹凸を出すひと手間加えた仕上げ。日本の伝統的なもの。

優しい手触り、足触りであり、座り心地も良く、無垢材の魅力を惹き出す仕上げ。

こちらには節の少ない材を使います。節部をナグると、ザラツキ感が生じて肌触りが良くないから。

 

けっこう拘りましたので、よく見かけるオークのフローリングとは違う仕上がりになると思いますよ!

時間や手間の掛かるプロセスなのですが、素材の良さを惹き出すモノづくりの場は楽しい。