根來宏典建築研究所

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2018年11月16日(金)

大工さん泣かせかな?と思いきや!

『つくばの曲り家』オープンハウスで好評だったコーナー柱のない和室。

 

小上がりの畳スペースの2面に障子を建て込んでいるのですが、

その角に柱や吊束がないのです、、、つまり鴨居が宙に浮いている訳ですね。

空間に一体感を持たせるためには、仕切りはない方が良いのですが、

来客時の寝泊まりを考えると、仕切りを設けたいと建主さんの要望。

 

設計サイドでディテールを考えて施工サイドに指示する訳ですが、

大工さん泣かせな仕事かな?と思いきや、難なく作ってくれました!

 

機能的にも視覚的にも邪魔にならず、空間が広く感じられると好評。

 

 

こちらは夕暮れ時、障子を閉めて、照明を灯した様子です。

 

ペンダント照明は、アングルポイズのレトロクラシック(84年前の復刻モデル)。

英国メーカーなのですが、元々はスプリング(小さなバネから車のサスペンションまで)製造会社。その工場で働く社員のために作られたスプリング式アームランプの実用性が脚光を浴びて誕生したメーカー。色褪せることなく世界中で愛されています。

そのランプシェードをペンダントにしたもの。色はエレファントグレイ。選定のポイントは、コードとランプシェードを繋ぐパーツが無垢の真鍮でできていること。

 

手づくりの痕跡を残すことを大切にした住まい。

インダストリーな照明器具も、この家の雰囲気にマッチしていると思います。