根來宏典建築研究所

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2018年8月22日(水)

帝国ホテルとフランク・ロイド・ライト

日比谷にある帝国ホテル。

 

1890年(明治23年)に日本の迎賓館としてオープン。

1923年(大正12年)に2代目本館を設計したのがフランク・ロイド・ライト。

1968年に老朽化、地盤沈下、宿泊室の拡大のために取り壊し。

旧帝国ホテル本館(ライト館)は現在、愛知県犬山市の明治村に、

その玄関部分が移築され、残っていますね。

 

現在の本館は、1970年に建てられたもの。

ロビーラウンジを吹抜から見下ろすと、ライトのデザインがモチーフにされた幾何学模様のカーペット。建て替えられた今も、ライトの面影を感じることができます。

 

ライト館の特徴は、大谷石が多用されたこと。

大谷石のお話は、コチラ≫

 

 

こちらはレプリカではありますが、ライトデザインによる光の籠柱。
大谷石とテラコッタに幾何学模様の彫刻が施されており、味わい深い。
スクラッチタイル(表面に引っ掻き溝を付けた無釉タイル)との相性も良い。

 

 

 

 

 

昨年、ライトの生誕150周年を記念し、メインロビー内に『インペリアルタイムズ』

という常設展示のスペースが設けられました。

 

そこには、帝国ホテルの歴史とともに

旧帝国ホテル(ライト館)の模型や設計図も飾られています。

1923年~1968年、この地にこのような壮麗な建築が建っていたことを想像すると、

ワクワクが止まりません。

 

 

 

 

 

ちなみに地下には、日本で最初のアーケードが広がっています。

1923年(大正12年)に作られたことに驚きます。

 

外国に持って行っても恥ずかしくない精選された国産品を扱うことを受け継ぎ、

現在も48の専門店が揃っているそうです。