小葉団扇楓 | 築紡|根來宏典

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2018年4月24日(火)

小葉団扇楓

新緑の美しい季節になりましたね!

 

コハウチワカエデ(小葉団扇楓)の葉が、たくさん開きました。

天狗の羽団扇に似ていることが、その名の由来。

ハウチワよりも、一回りその小さい葉っぱなので、コハウチワなのです。

 

コハウチワ2本とフイリセキショウ(斑入り石菖)1株とを一緒に植えました。

石菖はショウブ科ショウブ属であり、その葉は古くより薬草に用いられてきたもの。

山野の水辺に生息する植生で、寄せ植えすることで、清々しさを醸し出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足元には、苔と化粧砂を設え、水辺の景色を演出。

苔からは胞子体が伸び、季節と生命力を感じます。そして可愛い。

 

化粧砂は、少し荒めの「矢作砂」。岐阜県矢作川流域で産出される川砂です。

一般的な川砂との違いは、花崗岩質であること、

丸みを帯びていない稜角なので荒々しい感じがします。

見た目として、淡い錆色であることも特徴です。