新緑の美しい季節になりましたね!
コハウチワカエデ(小葉団扇楓)の葉が、たくさん開きました。
天狗の羽団扇に似ていることが、その名の由来。
ハウチワよりも、一回りその小さい葉っぱなので、コハウチワなのです。
コハウチワ2本とフイリセキショウ(斑入り石菖)1株とを一緒に植えました。
石菖はショウブ科ショウブ属であり、その葉は古くより薬草に用いられてきたもの。
山野の水辺に生息する植生で、寄せ植えすることで、清々しさを醸し出しています。
足元には、苔と化粧砂を設え、水辺の景色を演出。
苔からは胞子体が伸び、季節と生命力を感じます。そして可愛い。
化粧砂は、少し荒めの「矢作砂」。岐阜県矢作川流域で産出される川砂です。
一般的な川砂との違いは、花崗岩質であること、
丸みを帯びていない稜角なので荒々しい感じがします。
見た目として、淡い錆色であることも特徴です。