根來宏典建築研究所

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2018年3月16日(金)

明るく広がりを感じつつ @縁の繋がる家 その10

親世帯LDKの様子です。

 

和室とを仕切る襖を開けておけば、空間的に一体となり、奥行きを感じます。
窓の向こうに建っている瓦屋根の住宅は、もともと住んでいたご実家。

祖父母は、まだまだ元気です。

 

長い目で見た時、ご実家は取り壊されて広い庭になるかもしれませんし、

建て替えがあるかもしれませんが、それまでは隣家との間は風や光を取り入れるボイド(中庭)となり、プライバシーも気にしなくて良いお隣関係です。

実際、カーテンを付けずに、開放的な暮らしをしています。

室内からは、ご実家の瓦屋根が借景となり、趣のある景色を臨むことができます。

 

 

縁側に面した開口部は、高さ2.4mのハイサッシ。ご両親は、少しでも明るい空間にしたいとのことで、天井は白に。

和室を仕切る襖上部の欄間には、透明のアクリル板が入っており、白い天井が奥まで繋がって見えます。

そのことによって、音を遮ったり、冷暖房効果を高めつつ、明るく広がりを感じる空間となっています。

 

和室奥のお花を飾っているスペースは、将来的な「仏壇置場」。

ご実家があるうちは、そちらに仏壇がありますので、移されるまでは「床の間」として活用されています。