根來宏典建築研究所

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2018年3月1日(木)

目の前に臨むもの @縁の繋がる家 その3

玄関から吹抜のある子世帯LDKに入った時に見える風景。

 

吹抜の広さは、7.5帖。

吹抜に面した2階には、ファミリーデスクが面し、大きな空間を形成。

2階正面の小窓の向こうは、末っ子Nちゃんのお部屋。

顔を覗かせて楽しいコミュニケーションを取れるとともに、

薪ストーブの暖かさを享受することができます。

 

LDKのプランニングをする際、ソファの配置に悩むことがあります。

ソファに座った際、目の前に臨むものは何なのか、、、

現代生活において、多くの場合はテレビかと思います。

 

 

こちらのお宅では、薪ストーブに向けてソファを配置。

薪ストーブとともに、お庭も臨むことができます。

 

お庭の向こうは、祖父母と、奥様の妹さんご家族が住んでおり、

プライバシーを気にする関係ではありません。

カーテンなしで生活しているので、空間の広がりや一体感がより感じられます。

 

今シーズンの初め、薪ストーブの着火に立ち会うことができました。
「ポニョ」のDVDを見ていた子供たちも駆け寄り、炎をじっと見つめます。
テレビよりも、薪ストーブに興味を持ってくれて良かった。
薪ストーブのパワーにご両親もびっくり。体の芯から温まります。

 

白い壁は、丁寧に磨かれた下地の上に天然クリームを塗っています。

「卵の殻」をリユースしたもの。卵殻、火山灰、澱粉などを配合。

卵殻は多孔質で、その小さな穴(気孔)が湿気を吸収したり、臭いを吸着してくれます。

卵の殻ならではの優しい風合いに包まれた空間となっています。