美しい部屋づくり140のルール | 築紡|根來宏典

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2017年3月21日(火)

美しい部屋づくり140のルール


建築知識4月号の特集『美しい部屋づくり140のルール』執筆しました。

私も活動しているNPO法人「家づくりの会」の建築家仲間23人の共筆で、
80ページほどのボリュームです。

「神は細部に宿る」と表現されるように、
空間の美しさは素材の組み合わせとその納め方によって決まります。
そこで本特集では、実力派設計者たちのディテールを徹底比較。
美しい部屋づくりの極意を解き明かします。
部屋別に写真と詳細図を比較することにより、長年の知識・経験に基づく納まりが
空間にどのような差異をもたらすのか、一目で分かります。
すべての設計者必読の特集です。(以上、本誌より抜粋)

私の担当は、下記15事例。写真、プラン、ディテールを基に執筆させて頂きました。

LDK
①引込み窓で外部との一体感を生み出す
②耐久性能と使い勝手を両立させたバルコニー
③室内と軒の天井をつなげて視線を導く
④室内外の仕上げをそろえて空間の連続感を出す

和室
⑤「床高は高く天井は低く」で格式の高い和室に
⑥開口廻りをシンプルにして移動空間と自然につなげる
⑦垂木を強調して内外の一体感をつくる
⑧収納棚を浮かせて床の間を設ける
⑨和のルールを使いつつモダンな床の間に

水廻り
⑩素材と納まりで耐久性を確保し景観も楽しめる
⑪既製外部サッシを内部開口部に使ってコストを抑える
⑫シンプルな間仕切ガラスで開放的な浴室に

階段
⑬厚みのある段板で重厚感と安定性を確保

玄関
⑭モノトーンで重厚感のある玄関
⑮ペット専用の扉はサイズや重さ開き方に注意

書店に行かれた際は、是非ご高覧下さい。詳しくは、コチラ≫
『建築知識』と言えば、どちらかと言うと建築設計者向けの専門書図書。
ただ一般の方々にも目に触れていただきたい。
一般誌では表現されない住宅設計の奥深さが満載です。
シッカリとした設計者に設計を頼むことの意味を、より深く理解いただけると思います。

根來宏典建築研究所