根來宏典建築研究所

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2016年2月3日(水)

収納と素材感を充実させた子供部屋 @祐天寺の家 その10

子供部屋の様子。広さは4帖。ベッドと机が、ちょうど納まる大きさです。
あまり広い部屋ではありませんが、吊戸棚を設け、収納量は充実させております。

 

壁の一面は落ち着いたブルーグレー。

二人の子供部屋は、左右対称で、もう一つの子供部屋は、ピンクグレーと色を変えています。卵の殻のような優しい風合いの塗料です。

 

天井には、ライティングレールを埋め込み、
スポットライトの位置や向きは、自由に動かすことができます。

 

床のフローリングにも拘り。素材は「オーク」。家全体、統一しています。
オークといえば、古くからウイスキーやワインの樽や、高級家具に使われる素材で、
日本でいうと「ナラ」や「どんぐりの木」ですね。
重厚、強靭、耐久性が高い、杢目の荒さが特徴です。

 

ここで使っているのは、180mmの幅広材。重厚感がより惹き立ちます!
そして、その杢目の粗さを活かした「浮造(うづくり)」としています。
浮造は、表面を磨き、杢目の凸凹を浮かび上がらせ、美しく見せる技法です。

 

フローリングというのは、通常、部屋に対して長手方向に貼るのですが、
ここでは、短手方向に貼っているのも特徴です。
納品される1枚当たりの長さは、1820mm。部屋の間口の実寸は1790mm。
ほぼピッタリと納まる長さ。継ぎ目なしの一枚板で貼ることができる関係性です。
光の入り方と相まって杢目が惹き立ち、

重厚感、幅広が、より活かされているかと思います。

 

それぞれの部屋には、一間のクローゼット。

上部にも天井いっぱいの収納。
ハンガーパイプの奥には、可動棚を設けており、

あまり使わない物を機能的に仕舞えます。