根來宏典建築研究所

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2016年2月1日(月)

クラシック、それでいてコンテンポラリー @祐天寺の家 その9

寝室、書斎から玄関に話を戻します。

 

玄関ドアの引戸を空けると、
ブルーグレイの土間タイルが外部に延び、その先には腰掛待合があります。
開けっ放しにしておくと、気持ちの良さが広がる様相です。

 

写真左手の2つのドアは、二人の子供たちのお部屋への出入口。
重厚感のあるオリジナルの框戸。ナラの杢目も美しい!
引き込み戸としているので、開けっ放しにしても邪魔になりません。

 

階段は、住宅設計の見せ場です。段板の厚さは70mmと贅沢に。

重厚感を持たせつつ、軽快なイメージの片持ち(キャンチレバー)階段としました。

 

その見せ場を演出するように、根元(壁)側には、素朴なオーダーメイドタイル。

2階へと繋がる階段の吹抜に沿って貼られ、

繊細でありながらダイナミックな空間となっています。

 

手摺の支柱は、旋盤木工という特殊技術を使っています。
ピアノの脚なんかも手掛けている熟練の職人さんの技によるものです。

 

 

 

 

 

 

 

階段と壁を隔てて、お手洗いがあります。

框戸の中はトイレ、洗面台もオリジナルです。

 

玄関からはお手洗いが見えないように配慮しつつ、寝室からも近く、
お子さんの帰宅の際には、ランドセルを部屋に置いて、制服を着替え、
手を洗って2階のリビングに上がるような動線を計画しています。

 

玄関ドア、框戸、手摺、洗面台などは、

クラシック、それでいてコンテンポラリーなデザイン。

これらの拘り、個性が調和しつつ、より惹き立つ空間を目指しました。