惹き込まれるアプローチ @祐天寺の家 その3 | 築紡|根來宏典

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2016年1月14日(木)

惹き込まれるアプローチ @祐天寺の家 その3

アプローチの様子です。

 

左手には、ヒメシャラ、常緑ヤマボウシ、ジューンベリーといった中木を植え込み、
足元には、ローズマリー、イヨミズキ、フイリヤブラン、タマリュウなどの下草。
小さな植栽スペースですが、野趣あふれる感じで、人々をお出迎え。

 

右手の駐車スペースの土間仕上げは、職人さんが丹精込めた「豆砂利洗い出し」。
昔ながらの技法ですが、手間が掛かるので、最近は見られなくなってきましたね。
今回選んだ砂利は、新南部の3分。

目地部分にも新南部を設え、統一感を出しています。

 

門扉は、インターホン、ポスト、表札が一体となったオリジナル。
塗装は、鉄の粒子が含まれたユニークな塗料を使っており、
アンティークのような風合い。写真だと、その素材感が伝わりませんよね、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関ドアは、オリジナルのスチール製「引戸」。

準防火地域ですので、防火仕様です。

 

シックで、重厚感があり、格好良く、すっきりとしたデザインになっています。
仕上げは、門扉と同じ塗装とし、統一感を持たせました。

 

アプローチの土間タイルは、ポーチ、そして玄関内部へと伸び、
雁行して入るようなプランニングになっています。

雁行させることによって、道路から内部の様子を見えないようにするのとともに、
奥へ奥へと惹き込まれるような様相のデザインとしました。