アプローチの様子です。
左手には、ヒメシャラ、常緑ヤマボウシ、ジューンベリーといった中木を植え込み、
足元には、ローズマリー、イヨミズキ、フイリヤブラン、タマリュウなどの下草。
小さな植栽スペースですが、野趣あふれる感じで、人々をお出迎え。
右手の駐車スペースの土間仕上げは、職人さんが丹精込めた「豆砂利洗い出し」。
昔ながらの技法ですが、手間が掛かるので、最近は見られなくなってきましたね。
今回選んだ砂利は、新南部の3分。
目地部分にも新南部を設え、統一感を出しています。
門扉は、インターホン、ポスト、表札が一体となったオリジナル。
塗装は、鉄の粒子が含まれたユニークな塗料を使っており、
アンティークのような風合い。写真だと、その素材感が伝わりませんよね、、、
玄関ドアは、オリジナルのスチール製「引戸」。
準防火地域ですので、防火仕様です。
シックで、重厚感があり、格好良く、すっきりとしたデザインになっています。
仕上げは、門扉と同じ塗装とし、統一感を持たせました。
アプローチの土間タイルは、ポーチ、そして玄関内部へと伸び、
雁行して入るようなプランニングになっています。
雁行させることによって、道路から内部の様子を見えないようにするのとともに、
奥へ奥へと惹き込まれるような様相のデザインとしました。