昨日は、これから工事が始まる『練馬の住宅』の地鎮祭。
地鎮祭は、手水、修祓、降神、献饌、祝詞奏上、四方祓い、地鎮、玉串奉奠、昇神と流れ、
最後に直会が行われますが、メインの儀式は何といっても「地鎮之義」。
初めに設計事務所が鎌(カマ)を持って「苅始め之儀」を行い、
次に施主が鍬(クワ)を持って「穿初め之儀」を行い、
最後に施工者が鋤(スキ)を持って「「鋤入れ之儀」を行います。
上の写真は、建主ご主人が「穿初め之儀」を執り行っている様子です。
とてもユニークな神主さんで、始めにそれぞれの儀式の意味を丁寧に説明してくれました。
建売住宅の場合は地鎮祭がありませんが、
設計施工一体型の住宅会社の場合の地鎮祭のこと、
設計者を立てた住宅の場合の地鎮祭のこと。
そして何故、施主より先に、設計者が「苅始め之儀」を執り行うのか、、、
私も知らなかったことがあり、身の引き締まる思いで聞き入ってしまいました。
お近くでお米屋さんを営む奥さまのご両親も参列。
お供え物は、全てこちらのお米屋さんで整えました。
こちらの家を作る方々による玉串奉奠の様子。力強い2拍手が現場に響き渡りました。
何卒、事故のないよう、そして素晴らしい住宅を作り上げてください。
宜しくお願いいたします。
今回もこだわり所が満載の住宅なのですが、その内の一つが「良質な国産材で建てる家」。
柱や梁は全て宮崎産の飫肥杉。フローリングも宮崎産で厚さ30mm、幅220mmの幅広材。
床下地や耐力壁には構造用合板は使いません。そして外壁、は全て焼杉です。
そんな住宅をつくるには、工務店や大工さんの技術力は欠かせません。
工務店の紹介は、コチラ≫