根來宏典建築研究所

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2015年11月17日(火)

芦野石の寅目 @A.GRANDE その4

玄関ホールの奥から振り返った様子です。

 

床の仕上げは、芦野石の「寅目」。
希少価値の高い素材を貼っています。詳しくは、コチラ≫

 

石の種類もそうですが、仕上げ方にも色々あります。
「研磨仕上げ」としては、本磨き、水磨き、荒摺、、、
「粗面仕上げ」としては、ジェットバーナー、ウォータージェット、

ショットブラスト、サンドブラスト、、、
「叩き仕上げ」としては、ビシャン、小叩、ノミ切り、、、
「割肌仕上げ」としては、割り放し、、、
その他にも、コーピン挽き、チェーン挽きといった仕上げもあります。

 

元々は「ショットブラスト」で設計していたのですが、
その加工をする機械が壊れてしまったとのこと、、、
そこで、ちょっと高価になりますが、「チェーン挽き」に切り替えました。
チェーン挽きというのは、丸鋸でスライスするのではなく、

チェーンでスライスします。そのチェーンの挽き目をそのまま活かした仕上げです。

 

これが好転して、とても良い感じに貼り上げっています。
石のサイズは600×300mm。それを縦横に敷き詰めています。
チェーンの目が、石の貼り方の縦横の方向性に陰影をつけて、助長しているのです。
同じ石、同じ採掘場で採れた石でも、天然ですので、一枚一枚色や柄が異なります。
その異なり感を上手く惹きだしております。

 


芦野石の床に導かれるよう、さらに奥の廊下へと惹き込まれます。

足元には、大谷石製の灯篭が並んでいます。

 

石屋さんから「寅目が出た!」との情報が入る前、

床の素材は大谷石にする予定でした。
オーナーご家族に対し、大谷石の使われ方を案内している様子は、コチラ≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、リノベ前の様子です。

 

オーナー曰く「想像していたよりもずっとインパクトがあって、雰囲気が良い」

管理人さん曰く「歩きやすく、足が疲れなくなった」と、仰ってくれています。