本の出版予告 | 築紡|根來宏典

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2015年5月27日(水)

本の出版予告

まもなく、本が出版されます。本日は、その予告です。

 

石井秀樹さん、村田淳さん、根來の3人の共著。
タイトルは「ディテールから考える最高に美しい住宅デザインの方法」。

 

発売日前ですが、Amazonに本書誌のページも出来ているようです。コチラ≫

アマゾンでは、出版前から予約受付が始まるのですね。知らなかった、、、

アマゾン、すごい。

 

3年ちょっと前の春先のこと、一本の電話が鳴りました。編集者Iさんからです。
一度名刺交換した程度で、面識はないに等しい方でした。
『建築知識』という専門家向けの月刊誌で、ディテールをテーマにした連載をお願いしたいと、、、

 

当初「ちょっと待って下さい。自信ありません」と言葉を濁したのを覚えています。
連載ですし、穴を空けてご迷惑を掛ける訳にもいきませんから、、、
私の実力で、受けれる範囲でなら協力できますが、、、
とりあえずお会いして、詳しいお話をお聞きしてから、、、、という流れだったと思います。

 

私ごとき若輩者が『建築知識』という専門誌で、ディテールを語って良いものか、、、
本連載の趣旨としては「気鋭の実力派設計者が自身のディテールを徹底解説」というもの。
気鋭、、、実力派設計者、、、え?誰のこと、、、
そのようの評価してくれるのは嬉しいことですが、え?誰のこと、、、

 

結果、人気連載となったらしく、書籍化にまでなりました。
お声掛け下さった編集者Iさんには、感謝しても感謝しきれません。

 

書籍化にあたり、写真は大きくなり、オールカラーとなり、かなり見易くなっています。
誌面スペースの都合上、掲載できなかったディテールに加え、
第8章「事例に学ぶ最高に美しい住宅デザインの方法」では、
プランニングからディテールに至るまで住宅設計の考え方など、
『建築知識』の連載では掲載していない空間づくりのノウハウをまとめています。

 

連載の時は専門家向けの体裁でしたが、書籍化では一般の方々をも対象としています。
家づくりにおいて、一般の方々がディテールを考えることは、まずないと思います。
写真が大きく、美しく、見ているだけでも楽しい体裁となっているのですが、
美しい、暮らしやすい住宅の実現のためは、ディテールを突き詰めることが不可欠です。
その意味をお伝えできれば幸いです。

 

そして、書籍化を担当いただいた編集者担当Iさん(お声掛け頂いた別のIさん)にも感謝です。
彼女は新人さんで、右も左も分からないことを武器に、バイタリティに溢れ、
今では、エクスナレッジ出版では欠かせない存在になっています。

 

入校前の原稿はモチロン見ているのですが、実物は未だ手元に届いていません。
Iさん曰く「編集部に確認用の見本誌が1冊届いたのですが、
実物の本になってみると、PDFの出力で見ていた以上に写真も大きくきれいに見えて
書店に並ぶのが本当に楽しみになりました。同僚からの評判もすごく良かったです。」とのこと。

 

私も書店に並ぶのが、本当に楽しみです。