根來宏典建築研究所

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2013年12月16日(月)

ダイナミックに繋がる吹抜空間 @うなぎの寝床 その8

2階パソコンスペースからLD越しに家全体を見通した様子。

 

奥に見える中2階はキッチン空間、中3階は水廻り空間、3階は寝室空間です。
吹抜けを介して、2階と3階とがダイナミックに繋がっている様子が感じられます。
単に吹抜けを設ければ繋がるというのではなく、
左手に設けられた造付家具や間接照明が、空間の一体感を生んでいるのです。

 

2階と3階の造付家具の扉には、越前和紙を貼っております。
こちらの和紙は、超撥水という特殊加工をしております。
結露やカビ対策といった和紙の通気性を活かしながら、

防汚性が高く、水拭き可能な素材です。

 

和紙貼りの提案は、私どもの方から建主さんに提案したのですが、
それをどう受け止めるかは建主さん次第。
私は少し派手な色合いのイメージをしていたのですが、

建主さんが選んだのは淡いモスグリーン。
明るく、落ち着いたもので、とても品のある感じになっていると思います。

 

本住宅は、準防火地域に建つ準耐火建築物。
基本的には、柱や梁を表しにすることはできませんが、

少し工夫し、表しを実現しております。

 

建主さんの好みにもよりますが、
都心狭小地では斜線制限により天井を高くすることが困難なため、
梁を表しにすることは、天井を高くするための有効な手法にもなります。