信州の木 その4 木曽アルテック | 築紡|根來宏典

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2012年6月21日(木)

信州の木 その4 木曽アルテック

塩尻から中山道を一路ひた走ります。

 

向かうは、奈良井にある『木曽アルテック』。

木曽の良質で豊富な木材と伝統的な漆技術を活かした家具屋さんです。
奈良井川沿いに建っている本社ショールーム[感樹館]。

 

 

 

 

 

 

 

 

中にお邪魔して、斎藤社長にお話を伺います。
囲んだのは、トチの木で出来たテーブル。

大きさは1100×4800、厚100ほど。贅沢だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショールームに並んでいる什器たち。
展示台となっているテーブルも凄いぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漆和紙、柿渋和紙、色彩和紙のサンプル。
木曽は漆の故郷でもあります。漆和紙は、和紙に漆を塗って、強度を増したもの。
漆の透明感、和紙のテクスチュアが独特の風合いを醸し出します。
使い方は色々。壁や建具、家具、床の間、、、水廻りもOKです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漆和紙が貼られた階段脇の壁。美しい。
髪を後ろで縛っている笑顔の方が斎藤社長。その存在が、人を魅了するお方。

この日の夜、すぐ近くの奈良井宿に泊まったので、お酒をご一緒することに。

とても楽しい時間を過ごすことになりました。

 

木曽アルテックは、奈良井の他に、木曽平沢ショールーム、京都銀閣寺ショールーム、東京青山ショールームがあります。
奈良井までは大変遠いので、まずは青山から。ショールームの案内は、コチラ≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漆和紙の使用例。『中国黄土の家』の紹介は、コチラ≫
光の関係で分かりにくいですが、左手の赤い壁が漆和紙を貼ったもの。

漆和紙のことは以前から存じ上げておりますが、

それを作っているご本人お会いできると、その素材への愛着が一層湧いてきます。