根來宏典建築研究所

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2011年10月20日(木)

自宅で愉しむ旅館のお風呂 @対岳荘 その11

浴室は、疲れを癒す場所。拘りたいものです。

 

浴室の位置は、赤城山と前橋市街とが一望できる2階南東のベストスポットに配置。
大きな窓から光も沢山入るし、景色も最高です!
床は十和田石、天井はヒバ、テラス軒天は煤竹、
これらの素材を引き立たせるため、壁は真っ黒いタイル貼りとしました。

 

浴室のみならず、浴槽も特注製作です!
建主さんは『檜風呂』を希望されましたが、メンテナンスが、、、

そこで檜は、浴槽の框と外部側板に用い、
浴槽内部は、浴室床材と同じ『十和田石』としました。一体感があります。
十和田石は、水に濡れると青く輝き、肌触りが良く、暖かみもあります。

 

写真右手の檜框の少し窪んだ箇所は、水のオーバーフロー部。
檜框は、入浴時に頭を置いたり、出入りする際の腰掛としての機能になります。
背もたれ部分は、もたれ易いようにナナメに。
浴槽への出入りは、高齢者が使うこともあるので、壁には手すりを設けてあります。
奥の段差は、出入りし易くするためのステップです。

 

『浴槽の深さ』や『背もたれの角度』による浸かり心地は。
『エプロン高さ』や『ステップの配慮』による入りやすさは。
『耐久性』や『メンテナンス』、などなどを検討したオリジナル。

 

 

 

 

『木と石』の自然の風合いを活かした浴槽。

まさしく、自宅で愉しむ旅館のお風呂です。

 

朝は赤城山の雄姿を望みながら。夜は前橋市街の街灯りを望みながら。
ついつい、長湯してしまいそうです。