根來宏典建築研究所

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2011年10月14日(金)

放射線状に伸びる光 @対岳荘 その9

階段スペースの様子です。

 

下が1階から2階へと上がる階段。上が2階から屋上へと上がる階段。
屋上へと上がる階段は、蹴込板なしのストリップ。
写真手前はガラス張りになっており、階段を上る際にも赤城山が望めるように。
また昼間は、ペントハウスからの明るい光が一階まで降り注ぐようにも考えました。

 

引渡し後の建主さんからのメールを紹介します。
前略〜余談ですが、先日夜、3Fの階段灯のみ点灯した状態で、

2Fから1Fに降りようとしたところ、
3階から2階の階段の隙間から光が放射線状に両側の緑の壁にのびて、

なかなかよい雰囲気でした。
隠された仕掛けに驚き、喜んだ次第です。

 

そこまで意図して設計した訳ではありませんが、好評の様です。

 

壁は、1階からペントハウスまでの3層分が、吹抜け状態で繋がっております。
ストリップ階段にしたのは、

ダイナミックに繋がる壁の連続性を表現したかったこともあります。

 

この大きな壁面は、山葵色の珪藻土の櫛引仕上げとし、象徴的に取り扱い。
山葵は清流にしか育たない植物。階段の上り下りが爽やかな気持ちになります。