赤城山を望む家 ERIによる完了検査 | 築紡|根來宏典

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2011年3月24日(木)

赤城山を望む家 ERIによる完了検査


昨日は、前橋市で工事中の『赤城山を望む家』の検査機関による完了検査。

指摘事項はなく、無事完了!
「検査とは関係ないんですが、ちょっとお風呂を見せて下さい」
「検査とは関係ないんですが、ちょっと屋上も見せて下さい」
「検査とは関係ないんですが、収納はどんな感じですか」
「検査とは関係ないんですが、この素材は何ですか」
「検査とは関係ないんですが、素晴らしい景観ですね」
「検査とは関係ないんですが、どんな外構になるんですか。楽しみですね」
「検査とは関係ないんですが・・・」ただただ素晴らしいという言葉の連続。
沢山のお褒めのお言葉、ありがとうございます。

ホームエレベーターの検査もキチンと行って頂きました。

確認申請、、中間検査、完了検査は役所にお願いすることが多いのですが、
今回は民間期間のERIさんにお願いしました。

融資を受けるのに、今回は『フラット35S(20年金利引下げタイプ)』を利用しています。
こちらのサービスは、住宅金融支援機構が提供しているのですが、
その適合証明業務はERIなどの民間機関が行います。

また『住宅瑕疵担保履行法』による責任保険に加入しなければならないのですが、
そちらの申込・取次ぎ窓口もERIさんで行えます。

つまり、『建築基準法』、『フラット35適合証明業務』、『瑕疵担保』の3つの申請、審査を
ワンストップで受けることが出来るのです。

フラット35S(20年金利引下げタイプ)では、
『耐震性』、『耐久性・可変性』、『バリアフリー性』、『省エネルギー性』の4つのうち、
いずれかの一つ以上の基準を満たす住宅であることが条件です。

こちらの住宅では耐震性を選びました。つまり『耐震等級3』の住宅です。
耐震等級3は、「建築基準法」の1.5倍の建物強さ。
「数百年に一度程度発生する地震力の1.50倍の力に対して倒壊・崩壊しない程度」です。

世間では、この耐震等級についての知識に混乱が生じているようです。
耐震等級3は、防災拠点となる消防署や警察署に必要な基準です。
耐震等級2は、病院、集会所、学校など。
耐震等級1は、宿舎、共同住宅など。

備えあれば、憂いなしですが、
決して、耐震等級1が最低基準、安普請という訳ではないことを理解下さい。

根來宏典