福島県建築文化賞 表彰式 | 築紡|根來宏典

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2010年2月6日(土)

福島県建築文化賞 表彰式

福島県建築文化賞・表彰式の様子。賞状を渡すのは、福島県知事です。今回の賞は、施主、設計者、施工者の3者が受賞となります。3者で前に出て行き、中央に施主、その両サイドに設計者と施工者。賞状を受け取るのは、代表して施主です。よつばcafeの施主Hさんは、大変緊張されたそうです。

 

表彰式の後は、昼食会と記念講演会がありました。私は都合上、表彰式のみの参加でした。昼食会の座席表を見ると、5つのテーブルに8人づつ座るようです。一つずつのテーブルの構成としては「県知事と施主のまとまり」「審査委員長と設計者のまとまり」「県土木部長と施工者のまとまり」といった感じです。施主のまとまりと言っても、受賞した8点の内、6点は公共建築。もう1点は企業の工場。つまり市町村長と企業社長の中で、私共の施主Hさんの居心地は、、、

 

公共建築や大型物件が受賞する中、私共のような小さな民間物件が受賞できたということは大変価値あることだと思います。審査員7人の講評も、「小さいながらも」というのが殆ど。逆にその「小ささ」が、他の作品と比べて存在感を示したのかなと感じました。本賞は、近年では世界の建築界をリードし続けている建築家の伊東豊雄氏、山本理顕氏、坂茂氏らも受賞している栄えある賞です。私にとっては、とても光栄なことです。これを励みに、今後も設計活動に情熱を注ぎたいと思います。